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氣太浪が提唱する生活習慣

すがすがしい明日を迎える。

睡眠には心身を回復させる重要な役割があります。しかし精神的なストレスや生活習慣の乱れは寝付きの悪さや眠りの浅さにつながってしまいます。しっかり眠り、すっきりと目覚め、気持ち良く一日をスタートすることも健康には欠かせません。

「よく眠れない」という状態を不眠といい、不眠によって昼間(活動時間)に疲労感や集中力の欠如、心身の不調など日常生活に影響を及ぼすことを不眠症と言います。症状としては「熟睡できない」「途中で目が覚めてしまう」など様々です。精神的なストレスは不眠の原因となることも多く、不安感や心配事などを抱え込んでいることで身体の興奮状態(交感神経優位)が継続し、眠れなくなってしまいます。自律神経のバランスが崩れることで、疲労は回復することなく、血液循環も悪くなります。その結果、免疫力の低下や手足の冷え、便秘、血圧の上昇、腰痛など諸症状を引き起こす場合もあります。交感神経優位を緩和するには深呼吸が効果的です。お湯に浸かる入浴も副交感神経を刺激するため、効果があると言えます。また日中の活動が少なく、運動不足で副交感神経優位の状態に偏り過ぎることも不眠の原因となります。

睡眠の質

「長く寝ても疲れが取れない」「朝起きても眠い」など多くの方が睡眠について悩みを抱えています。しっかり睡眠をとっているのに眠くなってしまう原因を考えてみましょう。

・仕事などでストレスが溜まっている

・不安や心配事が多い

・携帯電話などで寝る直前までゲームやメールをしてしまう

他にも原因は考えられますが、たとえばこのような習慣がある人は脳が身体を興奮状態(交感神経優位)にさせているため、「なかなか眠れない」「眠りが浅い」といった状態になってしまいます。心の安定と規則的な生活習慣が睡眠の質を高めます。

朝日を浴びる

植物は太陽光を浴びることで光合成を行い、成長しています。人も日光を浴びることで身体の細胞が活性化されます。起きたばかりの身体は休息モード(副交感神経優位)のため、起床時は時間に余裕を持ち、朝日を浴びることで脳を刺激し、活動モード(交感神経優位)へスイッチを切り替えることをおすすめします。朝日には体内時計を正確に合わせる(リセットする)効果もあるのです。実際、日光を浴びる機会が少なくなると不眠の原因となる場合もあります。

寝返りを打たず長時間同じ姿勢で寝ていると、体重がかかっている部位の血液循環が悪くなります。血液循環には酸素や栄養を身体中に送り、二酸化炭素や老廃物を回収する役割があるため、血液循環が悪くなると体内のすべての器官に悪影響を与えます。そのため寝返りには全身の血液循環を良好に保ち、身体を回復させる大切な役割があるのです。

もし寝具を選ぶ場合は、身体にかかる重力を均一にできる形状で高反発のものをおすすめします。自分の体重でマットが沈まず、寝返りがしやすくなります。逆に低反発で身体が沈んでしまうようなマットでは寝返りが打ちにくくなってしまいます。

ちなみに枕をオーダーメイドで作っている方もいますが、この場合は枕に合わせることができない身体に問題があると考えられます。実際、大人に比べて筋肉や身体機能がしなやかな子どもが「枕が合わない」と訴えることはほとんどないと思います。

不眠症
寝返りの意味
睡眠の質
朝日を浴びる
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